技術情報

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2019/02/22
RCF規制対応モジュール型ヒータ(EMT)

RCF規制対応モジュール型ヒータ(EMT)

【RCFの概要と改定特化則について】
RCF(リフラクトリーセラミックファイバ:Refractory Ceramic Fiber)は、アルミナ、シリカをほぼ等量に配合、混合した人造鉱物繊維の総称で、加熱炉の耐火断熱材料として幅広く使用されていましたが、RCF粉塵が発散する使用方法に於いては、吸引や接触により人体に悪影響を及ぼす恐れのあることから、2015年11月に特定化学物質障害予防規則(特化則)の管理第2類物質として位置づけられました。

当社で製造しているモルダサームヒータ(MTヒータ)は、成型時にバインダ等で固形化し、RCFの粉塵発散防止措置を施していますので、正常に装置に組み込まれた状態で使用する通常の運転や目視による点検作業は、RCF適用除外作業となります。
しかし、粉塵発散防止措置がなされていないRCF材の取扱いや、解体、穿孔、切断、加工等のRCF粉塵が発生、発散する作業は、規制に該当する作業となりますので、取扱い主任者の選任や保護具の着用、発散抑制措置、作業者の特殊健康診断受診が義務付けられます。
本項では、規制対象外となるRCFを含まないタイプのMTヒータ(製品名:EMTヒータ)を紹介します。

【EMTヒータの特長】
・特定化学物質障害予防規則(特化則)管理第2類物質適用外
・ファイバと発熱体を一体成型、軽量かつ蓄熱量が少なく温度レスポンスに優れています
・従来品の断熱性能を維持
(熱伝導率が従来品と同等で、一般アルミナボード(RCFフリー)と比較して省エネ)下記グラフ参照
・既存炉への置き換え可能(当社従来品であるMTヒータ(RCF)と同形状品を製作可能)
・最高使用温度:1200℃※
(※最高使用温度は代表値です。ヒータ仕様により異なりますので保証値ではありません)


【適用対象装置】
モルダサームヒータ(MTヒータ)を使用した当社装置

※RCF規制や商品に関するお問い合わせは、こちらまでお問合せください。


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